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ぽわ*わ
TOV非公式二次創作ブログサイト。ジュディスとユーリばっかり。
Admin / Write
2024/05/03 (Fri) 18:20
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2009/12/23 (Wed) 20:35

こんばんわ。

昨日はスケジュール帳的には普通の日だったんですが、なかなかよい幸せな日でした。
何があったかといいますと、3年ほど前に好きだったジャンルのその中でも大好きだったサイトさんを再び見つけてしまったのです。まさかまだあのときと変わらず運営なさってるとは!とてもなつかしくってなんだか泣きたくなりました。小説も(当たり前っちゃ当たり前ですが)あの当時とかわらずほんわかぽかぽかしていて、すごいなあと。。もうね、小説のタイトル見ただけで内容が次々と思い出されるんですよ。3年離れてても思いだせる文章を書けるって本当にすごいなぁと。。私もそんな文章を書いていきたい。あんなふうに読んだ人のこころをほんわかぽかぽかにできる文章を書きたいなぁ。。としみじみとそう思ったのですよ。

なんだか書いてて恥ずかしくなってきちゃいました///
でもとっても幸せな気分だったのです。

ということで、
少し文章書く練習したいと思いまして、超SSS書いていこうと思います。
気の向いたときにすこしずつ。。
最近筆が途中で止まりがちだったので、数書きゃなれていくだろうって魂胆です。
SSSだけ上げるってのはアレなので雑記のおまけにしておきます。

今私の中で少女マンガがアツいので(新刊がいっぱいでてウハウハなのですよ)マンガ語りもしていきたいです。

ではおやすみなさい。。。


華胥の国に遊ぶ




眠ることはあまり好きではなかった。
無防備に意識の何もかもを手放すという行為が容易にできない環境に長い間いたことは少なからず関係している。眠りはいつも浅く、いつ何があってもすぐに対処できるように。それはもはや心地よさとはほど遠く、ただ摂取するものとなり果てていて、そしてそれが正しいのだと、長い間そう思っていた。
それが最近、変わりつつある。

意識がだんだん深く、深く、沈んでいく。



「――でな、そんときフレンが……ってジュディ?」
ほろ酔い気分でとうとうとことばを紡いでいたユーリはふと気付いた隣の変化にことばを止めた。声をかけた先から返事は来ない。気分に任せてしゃべりすぎたかと自制をかいた自分を少し悔やむ。
「――ジュディ?」
ソファーに腰掛けたユーリの隣。寄り添い触れる相手からかかる重みが気付くとずっと増していた。
伏せられて髪で隠れた表情をユーリはそっと覗きこむ。そこにはやはりというかなんというか、閉じた瞳と、すぅすぅと規則正しい吐息。
ユーリはふっと優しく目を細める。そっと髪をかきあげて耳にかけてやる。ななめに傾きユーリに身体を預ける彼女をじっと見つめる。影を落とす伏せられた長い睫毛。瑞々しく光る唇。ゆっくり小さく上下する胸元。どこを見ても艶っぽく魅力的であることはもはや言ううまでもないことであるが、それでもすやすやと眠る彼女はどこかあどけなくも感じる。
こんなにも無防備に眠る彼女を見るのは珍しい。彼女の今までを考えるとそれは仕方のないことなのかもしれないけれど。そう思うと今の彼女がこうして全てを預けてくれている、そのことがこれ以上なく嬉しく誇らしい。
ユーリはゆっくりと彼女の頬に手を伸ばし、身をかがめて――
「おやすみ、ジュディ」

どうかそのまどろみが幸せなものでありますように。




お題提供:7-1
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